グラ神(gula)はシュメールを発とする癒し、医療、健康を司る偉大な女神であり、病気を与えることもできるとされていた。また、医師の守護神でもあった。別名…
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ギルガメシュ叙事詩(以下叙事詩)はシュメール初期王朝時代、紀元前2600年頃に実在した(と思われる)都市国家ウルクの支配者ギルガメシュの英雄叙事詩である…
マルドゥク(marduk)神はメソポタミア後期の時代に特に活躍したバビロンの都市神にして、バベルの塔の持ち主である。特にバビロンが栄華を極めた際にはそれに…
ニンフルサグ(nin-hur-sag)神はシュメル人に主に信仰されていた地母神である。彼女はイナンナ/イシュタル女神という綺羅星のような輝きを持つ神の影に埋もれ…
ナンナ(nanna)/シン(Su'en/Sîn)神はシュメールにおける男の月の神である。その名はあまり知られていないが、八世紀と九世紀にかけて世界の文化の中心地の一つ…
メソポタミア神話は最も多くの神を擁する神話体系の一つである。その数は少なくとも3000を超え、多いものであれば5000の神名をまとめたリストも存在するほど…
ウトゥ/シャマシュ神はメソポタミアで広く信仰された太陽神であり、世界最古の太陽神の一柱である男性神であった。ウトゥ、シャマシュはいずれも太陽を意味し…
エンリル神はかなりの長きに渡ってメソポタミアの最高神として君臨してきた神である。メソポタミアのパンテオンは流動的かつ都市国家ごとに異なる場合がある…
筆頭の神にして神々の父、狼の星を象徴し、60進数にとっての最大の数字である60を表象する。ここに挙げたかっこいい文はメソポタミアの神々のリストにおける…
秋道智彌『魚と人の文明論』亜細亜印刷株式会社、2017伊藤章治、岡本理子『レバノン杉物語ー「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで』桜美林学園出版部、2…
シュメル語名をイナンナ(inanna)といいアッカド語名をイシュタルといった。天の貴婦人(Lady of Heaven)が一般に考えられている名前の語源である。Ladyを意味…
メソポタミアには数百は下らない儀式が存在し、その内の幾つかは数千年間という今なら文化パワーだけで観光産業が成り立ちそうな期間続けられているぶっ飛ん…